ロード・プライシング制度と
ディーゼル車追放について

ロード・プライシング制度


[2001.7.2追加]
[2001.6.28 朝日新聞参考]

東京都の委員会で報告書をまとめた
平日 AM7:00〜PM7:00
小型車 400円〜600円


−おおざるの意見−
 東京の道路が混雑するのは他県から入る車が原因と考えていることが、あまりにも短絡的。まるで都民は自家用車を持たない人がほとんどみたいな発言。

ロードプライシング制度を導入する代りに、公共機関が充実しているのに、自家用車をもっている都民から自動車税を多くとったらどうでしょうか?

東京で車を持てるなら、お金もそれなりにあるでしょうし、手放す人がいれば、結果として東京都の車も減るでしょう。
電車も無く、バスも1時間に一本、そのバスの行き先も限られている田舎に住んでいる人のことなど、考えたこともないから、そんな発言軽々しく出来るのだと思う。

アンケート結果で過半数が賛成とニュース報道があったが、都民にアンケートしたら、自分に関係ないのだから、当然の結果である。

ディーゼル車追放について (ディーゼル車関連記事へ)

この案に諸手を挙げて賛成している人が多いようなので(マスコミにも多い)もう一度考え直して欲しいと思います。問題になっている粉塵について、確かに、整備不良のトラック、商用車はものすごい黒煙を出して走っていますが、それと普通乗用車を同じ”ものさし”で考えていいのでしょうか?

また、「環境に悪い」と言っている人も多いようですが、
地球温暖化に悪影響を与える炭素化合物がガソリンエンジンより少ないのは周知のとおりで、地球温暖化に敏感なヨーロッパでは税制の優遇もないのにディーゼルが好まれ、ディーゼルエンジンがないメーカーは21世紀に生き残れないといわれています。ですから,日本でいう、この場合の”環境”という言葉は”人間環境”と言い直すべきでしょう。

では、ディーゼルエンジンはこのままでいいかといったら、喘息や花粉症等の原因とされているからには放ってといてはいけないと思います。では、どうしたらいいんでしょうか?

一つ目は、ディーゼルエンジンの改良です
本で読んだのですが、エンジン単体ではディーゼルエンジンのほうが窒素化合物、炭素化合物の両方がガソリンエンジンのものより少ないそうです。つまり、ガソリン車がクリーンなのはエンジンの性能ではなく、三次元触媒の成果と読んだことが有ります(マフラーの中ですね!)。

オイルショックのころの規制が厳しくなった時、技術開発が進んだからだそうです。ですから、ディーゼルの規制が厳しくなると開発が進み、近い将来ガソリン車よりもクリーンなディーゼル車が出てくるかもしれません。

二つ目は、整備の強化です。
問題になるのは整備不良のトラックや商用車だと思います。

しかし、トラックは個人の所有のものが多いらしいので、それをどうするかが難しいですね。トラックの運転手はかなり悪条件の仕事らしく、更に負担をかけることになります。

もし石原都知事が国に規制強化を促し、クリーンなディーゼル車をつくり、それで環境問題にも対応させようとして、あの強気な方針を打ち出したとしたら、大した策士ですけど。




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