本の貸与権


−おおざるの意見−

コミックの売上が激減しているそうだ。この情報だけなら、「いよいよコミック離れ」と喜ぶ人がいそうだがそうではない。全ての本が激減している。理由はいろいろと考えられる。

・携帯電話の普及により電話料の支払いで本を買うことができない
・面白いもの、興味があるものがない
・読書以外の趣味になった
などなど考えればまだまだありそうだ。

でも、「おおざるのひとりごと」でも書いたが、本を読む人は減少していないらしい。そんな中で問題になっているのが図書館と中古書店の存在である。

「本は借りて済ませる」。こんな人が増えている。借りる方から考えるといいシステムだが、製作者側から見れば、とてもこの状態を放って置くことはできないだろう。

CDやビデオも昔レンタル業者と対立した事があった。この時は貸与権を作曲者等が勝ち取り、レンタル料の一部を受け取る事が出来るようになった。しかし、本にはこのシステムがまだない。

今のままでは、本の売上は減り続け、いづれ若い作家が育たなくなる環境になってしまう。今でさえ、自分の本が発売されて初めて生活が成り立つ商売なのだ。毎週の原稿料では暮らせないことは意外に知られていない。

早く漫画家や作家に貸与権ができればいいですね。

 


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