「夫は外、妻は家庭」賛否同率に

[2002.9.7 読売新聞参考]

 
「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」と考える人が5年前に比べて10・8ポイント減の47・0%となり、そうは考えない人と同じ比率になったことが7日、内閣府が発表した「男女共同参画社会に関する世論調査」結果でわかった。

 その反面、夫が掃除、洗濯、炊事などの家事を分担する比率はこの10年間で微増にとどまっており、男女の役割に関する国民意識の変化に生活実態が追いついていないことも明らかになった。

 調査は6月から7月にかけて20歳以上の男女5000人を対象に実施し、3561人が回答(回答率71・2%)した。

 「夫は外、妻は家庭」という伝統的な家庭観について5年前の調査では、「賛成」「どちらかといえば賛成」とする人は57・8%で、「反対」「どちらかといえば反対」とした人の37・8%を20・0ポイントも上回っていた。

 それが同率になったのは、若者の意識の変化が大きい。20―40歳代ではいずれも反対派が半数を超え、賛成派を大きく上回っている。この年代での共働き家庭の増加を反映したものと見られる。

 男女別では、男性は賛成派(51・3%)が反対派(42・1%)を上回っている。

 一方、夫が家事を分担する比率は、掃除3・9%(92年調査2・0%)、洗濯2・4%(同1・4%)、食事のしたく1・9%(同0・9%)、食事の後片付け3・6%(同1・7%)といずれも低かった。依然として女性が8割以上を担当していることがわかった。


−おおざるの意見−

若い男が口では平等を叫んでいるのに、実際は家事を手伝っていない結果が現れた。こうなると、年長者の意見のほうが、すがすがしい気さえする。

おおざるの答えはこのアンケートにはない。おおざるは、「子供がいる世帯では、夫婦のどちらかが外、どちらかが家庭」である。おおざるも妻の「のあ」が稼いでくれるなら、喜んで家庭を守りたい。お金さえあれば、サラリーマンなどしないのだ。

専業主婦をしている女性が「社会に取り残された気がする」と悩んで復職する人がいるが、「社会に関わる術が仕事以外にもたくさんある」ということになぜ気がつかないのだろう?

 


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