子育て楽しい・42.9%
[8月31日 読売新聞参考] 「子育ては楽しい」派は半数以下に 内閣府が31日に公表した「国民生活に関する世論調査」では、 子育てを 「楽しいと感じることの方が多い」とした回答は42・9%。 「楽しいと感じることとつらいと感じることが同じくらい」38・6%。 「つらいと感じることの方が多い」6・5%だった。 99年2月の世論調査で、子育てが「楽しいと感じる時の方が多い」と答えた人が54・9%だったのと比べると、少子化の進展を背景に、子育てを負担と感じる人が増えていることを浮き彫りにした。 今回の調査では、「子育てをつらい」と感じる理由(複数回答)として、 「教育にお金がかかる」(43・9%) 「体力や根気がいる」(34・5%) 「自分の自由な時間がなくなる」(31・0%) 「子どもにどう接すればよいか分からない」とする回答は5番目に多かった。 このうち、「自分の自由な時間がなくなる」とする人は、 女性では36・6%だったのに対して男性は24・0% 「自分が思ったように働けないこと」「大変さを配偶者など周りの人に分かってもらえない」と回答した女性の割合は、男性の2倍以上に上り、子育ての負担が女性に集中している現状への不満が根強いことを示している。 調査は今年6月、全国の20歳以上の男女1万人を対象に実施され、有効回収率は72・5%だった。 −おおざるの意見− この結果から現在の子育ての問題点が見える。 まず、「楽しいと思う人が半数以下しかいない」という結果は、少子化に歯止めはかからないということを暗示している。子供がいると生活が楽しくないとなれば、子供を作る人は減るのは当然! 次に、「女性が自分の自由時間がなくなると思っている人が多い」という結果は、男性が実際には子育てをしていないことをあらわしている。これは、離婚の原因にもなるだろう。 個人的には「自分の自由な時間」のとらえかたが分らないが、どうも自分だけで遊ぶことを意味しているように思える。 なぜ、男性も女性も子供がいることを楽しむことができないのか? 今の子供がいる環境で一番楽しいことをなぜ出来ないのか?子供がいなければできないことも沢山あるのに、なぜそれを楽しもうとしない?
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