英国のドライバー、日本車に最も高 い信頼
[ロンドン 6日 ロイター 参考] 英国で自動車保有者を対象に実施された信頼性調査によると、ランキングの上位は日本車が占めた一方、オフロード車は、信頼性が低いと評価されていることが、明らかになった。 英消費者協会が、3万3500人以上のドライバーを対象に実施した調査によると、本田技研工業<7267.T>やマツダ<7261.T>の自動車、「レクサス」に代表されるトヨタ自動車<7203.T>の車が、上位にランクインした。 雑誌「Which?」の調査では、「ランドローバー」、「ジープ」、「アルファ・ロメオ」がもっとも信頼性の低い車という結果が出た。 「Which?」の自動車担当、デビッド・エバンス氏は、ロイター通信に対し、「生産工程の管理という点が、日本のメーカーは優れている。各社は、世界中どこでも生産拠点を設立し、成功することができる」と指摘している。 −おおざるの意見− 毎年、日本車は外国に高評価されることが多い。しかし、日本ではマニアほど日本車を評価しない。外国車好きの意見に「日本車は足回りがダメだ」と言う人が多い。 しかし、 日本車は欧州で売るときは足回りを変えていることを知っているのだろうか? 「日本で売っているものと全く違う足回りをなぜ?」と思うだろう。答えは簡単日本では路面状況がわかるセッティングは嫌われるから。年中道路工事でボコボコの道路を走るのに硬い足回りでは気持ち悪くなってしまう。だから、高級車になるほどスムースさを求められる。 しかし、欧州ではそうではない。その違いが足回りなのだ。 だから、評論家のすすめる「足回りがいい外国車」とか「足回りが硬いからこの日本車はいい」なんて評価する車は日本の道路事情にはあわない。故に買ってはいけないのだ。
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