虐待死、全国で62人。キレる子供の生育歴

[2002.6.21 毎日新聞参考]
2000年11月から2002年6月までに、虐待により死亡した子供(10歳以下)は全国で62人いた。

内訳は0歳 26人 46%、1歳 12人で85%が3歳児以下だった。
虐待者は67人。63%の42人が20代実母のみの虐待が最も多く、半数近い30件で発生していた。
経済的な問題、近隣からの孤立、母親の健康状態、子連れの再婚などの要因が目立った。


−おおざるの意見−
統計を見て「これは母親が悪い」というのは大間違い。原因は母親ではなく、父親だ。

なぜなら、
一番子育てが大変な時期が3歳まである。そして虐待者の大半が20代ということから推測されることは
「大人になれない男親が自分だけ昔の仲間と遊ぶ。そして、大人になれない女親がヒステリーをおこす」
という環境だ。父親が家庭に関心を持たないのが原因なのだ。


[2002.6.21 毎日新聞参考]
突然、感情を爆発させて暴力を振るう子供について、国立教育政策研究所は20日、子供を統制し過ぎたり、放任するなど、親の不適切な育て方が大きな要因になっているとする調査結果を公表した。

実際に「キレた」経験のある子供の成育歴を調べたもので、家庭内での暴力や体罰、親の離婚や夫婦の不仲なども要因として挙げられている。

対象は654人、幼稚園児から高校生までで、男子が57.4%を占めた。

親の子供に対する態度をみると76%の親が、あれこれと指示しすぎたり、甘やかしたり、放任するなどの「不適切な養育態度」が見られた。

指示のし過ぎ 19%
良い成績などを強く求める「過度の要求」 11%
「過干渉」 11%
放任 15%
過保護 14%

同研究所は「両極端な育て方がキレる要因」としている。

家庭の状態
親の離婚や夫婦の不仲などで子供が不安を感じ「緊張状態」にあるケース  65%
両親が離婚した家庭 25%
父親不在 15%
夫婦不仲 13%
家庭内で暴力や体罰を受けた 23%

学校に関する要因
問題行動 25%
友人関係の問題 20%
学業面での問題 18%
いじめを受けていた 17%
友人関係で孤立していた 16%
教師の不適切な対応  5%
家庭に関する要因
家庭での不適切な養育態度 78%
家庭内での緊張状態 65%
家庭内での暴力・体罰 23%
問題行動への家庭の対処の欠如 20%
家庭内の暴力的雰囲気 16%


−おおざるの意見−

はっきりいって予想通り。「不良」と呼ばれる子供たちとは別に「真面目」な子供が突然犯罪を犯す原因がわかる。

簡単に言えば,「子供を育てることが嫌い、面倒など自分の生活を変えたくない」というグループと『自分がやりたかった理想、または「子供のため」という名目で実は「自分の老後のために過度の要求を求める」』というグループだ。

どうしたら解決できるかという決定的な方法はないが、理想はこうだと思う。人と競争しないで子供を育てることを楽しみ、そして自分だけの仲間とではなく、家族全員で楽しく生きることが重要ではないだろうか?

昔は近所や会社の付き合いは家族ぐるみだった。結果家族はいつも一緒に行動していた。しかし、今はみんなバラバラ。昔のシステムがいいとはいわない。しかし、夫や妻そして子供が別々ではいけない。生活は夫婦子供が一緒が理想的だろう。

 


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