配偶者控除の廃止案、主婦にどう影響?


政府税制調査会は税制改革の基本方針に配偶者特別控除の廃止を明記した。実現するかは、年末から2003年年度税制改正論議の行方次第だ。

配偶者特別控除廃止による税負担変化の例

夫の年収 妻の年収
0〜70万 99万
700万 現行 348,700 394,000
改正 407,200 407,200
増税額 58,500 13,200
1000万 現行 895,000 968,000
改正 988,800 988,800
増税額 93,800 28,000
1200万 現行 1,337,000 1,413,000
 改正 1,436,200 1,436,200
増税額 99,200 23,200


−おおざるの意見−

働く女性が地位向上のため廃止に賛成という意見は前にも取り上げたので今回は無視する。

さて、この法案の疑問点は
「そんなに主婦を働かせたいのか?」ということである。

夫側の立場で言えば、いくら働いても妻の負担を軽くしてあげる事ができないということだ。「妻に楽をさせたい」と頑張って働く夫の気持ちを考えた事があるのか?

だいたい、控除をなくすことにより、得をする人がいるのか?

結局誰も得をしていない。単なる増税であり、しかも弱いものいじめである。ひょっとして、少子化で労働力が減少した場合のことも見通してのことか?

 



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