学校外で勉強「ゼロ」が半分
[2002.5.29 朝日新聞参考] 日本の高校生が平日に家や塾。予備校など学校外で勉強する時間は50分で、「勉強を家でほとんどしない」が半分を超えた
回答を平均すると、学校外の学習時間は中国147分.。米国60分。日本50分。80年の同じ調査で日本は平均100分だった。また、別のアンケートで、現在の夢や希望を11項目の中から複数選択する質問では 「希望の大学に入る」 中国80%、米国65%、日本33% 日本は「思い切り遊んだり、好きなことをする」「自分の趣味や特徴を生かす」が多かった。
−おおざるの意見− 若者は将来に失望し、今楽しく生きていく事しか考えていない。というより、考えられない状況なのだ。 勉強して大学に入っても一生安泰なわけでもなく、逆に勉強しないほうが楽に生きている人が目立つ。たとえば芸能人などはその最たるものだろう。 批判はあるだろうが、おおざるは 「日本社会は、ある程度学歴社会でなければ成り立たない国なのでは?」 と考えることがある。なぜなら、いつも言うように日本は技術力とデザイン力で成り立っている国だからだ。しかし、現状ではデザイン力は上がっても技術力は下がる一方だ。 「学校の勉強なんか実生活でなんの役にも立たない」という人に聞きたい自分の身の回りをもう一度見直すといい。「誰がそれを開発したのだ」と。 「だけど、全員が勉強する必要はない」という人に聞きたい。「子供がどんな可能性があるのかどんな仕事に就くかわかるのか?」と。 国民全体のレベルアップが優秀な技術者を作る確率を上げるのだ。
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