タバコから守って


[2002.5.12 朝日新聞参考]

20代の女性の喫煙率は24%と30年前の3倍に増えた。高校3年生までに男子の過半数、女子も4割が喫煙経験があるという。女性や未成年者をたばこの害からまもろうと、産婦人科医らは喫煙の危険性を呼びかけ、母子手帳も改まった。子供たちにタバコと無縁の環境を作るため、学校内を全面禁煙にする取り組みも始まっている。

仙台の産婦人科医は以下のように指摘する。「若い妊婦の喫煙が増えている」256人に尋ねたところ、
妊娠がわかったときにタバコを吸っていたのは42%
特に10代75%、20代前半は73%と高率だった。吸い始めたのは年齢は、18〜20歳が67%、15〜17歳が13%、14歳以下が3%。

妊娠がわかって78%は止めたが、22%は止められなかった。また、全体の75%が夫など家族が吸っていたが、禁煙できない人の場合夫の喫煙率は96%だった。

妊娠中の喫煙は胎児の発育障害や先天異常、流産が増える。出産後も突然死などの重大な影響がある。また、家族のたばこも同じ害があり、減煙では効果がない。


−おおざるの意見−
校内禁煙が始まったのは遅すぎるくらいだ。教育者が吸っていて、生徒の指導などできるわけがない。
「成長期には悪影響」という理由は、「タバコは害」という事実があるのだから大人も子供もない。

喫煙が健康はもちろん、胎児にも悪いとわかりながら止めれない母親が多いのが残念だ。そしてその周りの家族、特に夫の胎児への関心の低さに呆れる。公園でもタバコを吸いながら歩く父親がいるが、一体何を考えているのか。

おおざるは「タバコの害に興味のない父親は、家族の健康に対しても興味がない」と説を唱えたくなるほどだ。

しかし、それにしても女性の喫煙率が高い。調査対象が違うためだと思うが、幼児身体発育調査報告書に比べると倍以上だ。とはいっても、調査対象が違っても10代、20代前半の妊婦が喫煙率が高いのは変わらない。

女性は20代前半までに第1子を作る場合と、30歳代以上で第1子を作る女性で二極化しているらしい。

どちらがいいということではなく、このニ極化した女性が大半を占めている。ぜひ、この両パターンの子供を追跡調査を行ってもらいたい。

 



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