全労働者の5人に1人はパート

厚生労働省が17日まとめたパートタイム労働者の総合実態 調査によると、全労働者に占めるパートタイマーの割合は22 ・1%と、1995年の前回調査(14・9%)に比べて1・ 5倍に増えた。

パートを雇う理由を企業に聞いたところ、「人件費が割安だ から」が65・3%と、前回の38・3%から倍近くに増えており、人件費節減のため正社員を減らしてパート雇用を増やしている実態が浮き彫りになった。女性労働者の40・3%、男性労働者の9・0%がパート労働者で、比率は女性が前回調査 の1・4倍、男性は1・6倍と、男性の伸びが女性を上回っている。

一方、今の会社や仕事に対して不満・不安があるパートの割合は54・3%で、前回の41・2%と比べて大きく増えた。 不満の中身は「賃金が安い」が51・1%で圧倒的に多かった 。調査は昨年10月、正社員を5人以上雇う事業所を対象に行 い、9730事業所が答えた。(読売新聞)


−おおざるの意見−
雇用側としてはパートのほうが人件費が安く済むので当然のこと。

バブルのころなら、責任感がないパートは使いにくい面があったが、いつリストラされてもおかしくない買い手市場では、たとえパートでも責任感を持たざるを得ない。つまり企業側としては優秀な人材を安く確保できるようになった。これは不景気が続く限り状況はきっと変わらないだろう。 今まで女性だけがターゲットだったため、日本の政府らしくなかなか動かなかった。しかし、これからは男性もパートで働くことが多くなることが予想される。 これで動く政府もどうかと思うが、そうなればやっとパート待遇改善案も出てくるかな?

 


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