日本の中学生、授業理解度低く自信もない…日米中調査


「日本の中学生は、授業についていけず、学問への情熱も、自信も責任感も乏しい」


こんな実態が7日、日米中3国を比較した研究機関の調査でわかった。積極的で自信満々の米国の中学生、高学歴志向で強い国を目指す中国の中学生。現在の3国の勢いが、そのまま投影されているようだ。

 調査は、一ツ橋文芸教育振興会、日本青少年研究所の両財団法人が、昨年10月から今年3月の間、3国でそれぞれ1000―1300人の中学生を対象にアンケートを行った。

 数学の授業の理解度では、日本は「ほとんど理解できない」「少しは理解できる」が計35・4%で米中の3倍近かった。進学の希望は、日本は38・9%が「大学の学部まで」で最多。大学院まで希望するのは3・4%だった。一方、中国は博士課程までが47・5%、修士課程が23・7%。学部卒は19・9%。「学部卒は高卒と同等と見られている」(青少年研究所)とされる中国の現状が表れた。

 「将来、情熱を注ぎたいこと」(複数回答)では、日本は「スポーツ」(32・4%)、「音楽」(25・1%)などが上位で「学問」は11・8%。中国は「IT」が44・9%と突出、「学問」が33・3%と続いた。米国は「スポーツ」(46・6%)、「学問」(45・7%)がほぼ同率だった。

 クラスの人気者は、複数回答で3国とも「ユーモアのある人」が6割超でトップ。だが、2位は日本が「個性的な人」(41・3%)、米は「スポーツのできる人」(62・5%)、中国は「勉強のできる人」(56・3%)と分かれた。

 自分についての評価は、「自分に満足している」のが、米国53・5%、中国24・3%、日本は9・4%。「自分に起こったことは自分の責任」と考えるのが米国59・7%、中国46・9%、日本は25・2%だった。

 自分の国に望む姿では、中国が「経済的に豊かな国」(30・6%)、「軍備など国力が強く、他国に侮られない国」(24・5%)の順。米国が「外国が信頼し、援助やアドバイスを求める国」(25・8%)。日本は、「社会的に安定し、不安のない国」(37・1%)、「経済的に豊かな国」(34・8%)だった。(読売新聞)



−おおざるの意見−
自信というのは作るものだ。何も努力しないのに自信は生まれっこない。

今社会は二極化しているが、子供もそうだ。自分がやりたいと思って勉強しているか?スポーツをしているか?親にやらさていないか?教師にやらされていないか?

「一生懸命」

って言葉が最近の日本人に足りないのでは。

といっても、「周りと同じことをすることが楽しい」と思っている日本人にはなかなか出来ないことじゃないかな。これは大人も同じ。自信のないのは子供だけじゃなくて大人も一緒。こまった国である。

 



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送