結婚しない 40代のオトコ
[2002.11.01 朝日新聞参考] 日本の少子化の背景には未婚化がある。 1度も結婚したことのない人たちが増えている。男性に顕著だ 。 70年代、40代男性の未婚率は2%。 当時は大半の人が結婚する皆婚時代だった。だが 00年は約16%。20年は約24%に達する見通しだ。 男性は自分より学歴の低い女性。女性は自分より高い学歴を選 ぶ傾向がある。 未婚率は、女性は大学・大学院卒者。男性は中卒者が最高だ。 が、50歳時の生涯未婚率の増加幅が最大だったのは大学・大学院卒者。 −おおざるの意見− 40代男性未婚率が16%というのは人口にすると500万人くらいなのか。平均1.5人の子供を持つとすると、約700万人分が少子化の原因ということか。 なぜ、結婚しないのだろう? 技術者に多い理由の一つに出会いが少ないという理由がある。しかし、これは昔も同じだろう。ということは、 「「結婚する必要がない」と考えている人が増えている」ということだろう お互いが助け合って生活していくのが夫婦。子育て、介護、自分 の老後。助け合わなければ生きていけない。そういう意味では、結婚も地元の付き合いも同じかもしれない。だから、昔は男性も女性も結婚のメリットは多いにあった。しかし、現代はお金があればほとんど解決できる。 独身者はその気なら、かなりの額を貯金できる。貯金があれば生きていける。つまり、 「死ぬまで一人で生きていく自信」 ができたことが、結婚しない原因になってはいないだろうか。 不景気とは言っても、まだまだ日本人の危機感は少ない。本当に生活できなくなるほど日本が貧乏になったとき、結婚という制度が見直 されるかもしれない。 独身老人同士で助け合って老後を過ごすシステムができる可能性もあるが。。。
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