おすすめの書籍

本当は詳しく説明したいのですが、何しろ覚えていないし、漫画と違って読み直すには時間がかかりすぎてしますので、出来る範囲でコメントしていきたいと思います。随時更新していけたらいいと思います。

中原 英臣,佐川 俊
生命進化の鍵は
ウィルスが握っていた
「ウィルスにより生命進化があった」という説による本が3年前にブームを起こした。

その中の一冊。他には「利己的な遺伝子」が有名だ。
ダーウィンの進化論で説明できないことが、ウィルス進化説では説明が出来る。
要約すれば、ウィルスはDNAをコピーして自己増殖するが、この時エラーをおこすと突然変異がおきる。これが、進化の鍵だということ。
映画にもなった、パラサイト・イブの原点の説はこれらの説によるものだった。
ところで、日本の映画は表現に自己規制してしまって、小説の残虐な表現が無くなることもあってつまらないことがりますよね。(特に残虐になった対象が子供だったとき)

景山 民夫
トラブルバスター(全3巻)
景山民夫 元・放送作家。確か大学時代から、持ち込みで活躍していたらしい。

バラエティー番組にも出演していたが、世間的には「幸福の科学」の信者として有名になり、何年か前にガス爆発により死亡した。
”おおざる”的には好きな作家だった。ただし、幸福の科学の信者になった頃から、神懸かりになり、文章にも出始めてしまった。残念。
この小説は、関東テレビの揉め事解決屋が主人公。テレビ関連の揉め事(例えば、スキャンダル・暴力団とのトラブル)を解決していくというもの。

放送作家だけあって、本当にあったことを小説にしているのではないかと思わせるところもおもしろかった。

アラン・ピーズ
バーバラ・ピーズ
話を聞かない男、
地図を読めない女
最近の本。結構売れているらしい。
簡単に説明すると、男と女は生物学的には別物で、政治的には同じ物と考えるので、いろんな、不都合やいさかいがおきるということ。
男は、何百万年も狩猟を生業にしてきたおかげで、空間認知能力に優れているが一つに集中することが必要だったため、二つのことが一緒にできなくなった。

女は、家庭を守るため、回りとの情報収集が必要になり、言語能力にたけ、子供の世話をするため、人の表情に敏感になった。このことが、男女相互に理解されたら、もっとうまくいくのに。といった内容だ。

「どんな職場にも男女50:50でないと駄目」なんていう団体に読んでもらいたい。

栗本 薫
魔界水滸伝(全20巻)
新・魔界水滸伝(1〜6)
外伝(全4巻)
栗本薫さんの代表作の一つ。
日本の八百万の神々と作家H・Pラヴクラフトのクトゥルー神話の神と人間との戦いを描く長編小説
恥ずかしながら、この小説でクトゥルー神話を知った(この小説は読みにくいです)
クトゥルーは(この本では)八百万の神々の前に地球に来ていた太古の神で、八百万の神と人間から地球を奪い自分達が住んでいた環境に地球を変えようとした為、戦いが始まったという設定。
この手のSFにしては、珍しく、まとまって終わった。
ただし、続編が6巻出ている。もう3年くらい新刊がでていない。待ちどうしいです。
外伝は作品にでてくる八百万の神の一人が時間を超え、織田信長に憑依し、クトゥルーからその時代を守る話。

島田 荘司
伊集院大介シリーズ
推理小説。推理自体も奇想天外で楽しいが、ストーリーがこれまた良い。天狼星シリーズが最高。天狼星シリーズは3巻で完結したが、好評だったのか、その後いくつもの作品がある。図書館か古本屋にでるまでと思いまだ読んでいない。

人の殺しかたで、麻酔を打って手足を切って、臓器を引きずり出し、それを横で食人鬼が食べるシーンなど想像するだけで鳥肌がっ立った。

島田 荘司
御手洗 潔シリーズ
推理小説。あっと驚く推理(考えもできない)小説では一番だと思う。
御手洗 潔(みたらい きよし)は、探偵だが、性格がいいとはお世辞にも言えない。しかし、推理力は天才的。よくある推理小説で、はじめから出てきて、あーでもない、こーでもないといって犠牲者が増えていくことはない。御手洗がきたら、すぐに(説明ページは多いが)解決してしまうことが多い。彼に言わせると、回りの人間の目は節穴だそうだ。

こんな、彼が活躍するこのシリーズは、よくTV化される作家達の作品とは、一味も二味も違います。一度読んでみると病み付きになります。

沼 正三
家畜人ヤプー
(全3巻)
衝撃的な作品。今から2千年後の地球を描く。地球は白人社会になっていて、その下に奴隷として黒人がいる。では日本人は・・・?日本人は遺伝子学上、人間ではないことがわかり、道具として扱われる。人間椅子、人間便器と姿、形を白人に便利なように改造されて。
この物語は、白人の少女と日本人の少年の恋人同士がタイムスリップし、この時代に流されることから始まる。

少女は遺伝子的にとても優れた上流階級へ、少年はこの少女の便器に変えられて道具になっていく。初めは、少年を気にしていていた少女も次第に居心地の良く少年の事を忘れてしまう。少年は最後は完全な道具になってしまう。

ちょっと、気持ち悪いけれど、変わった作品もたまには読んで見たい人どうぞ!

五木 寛之
青春の門
(全6巻)
五木寛之さんの全6巻に及ぶ代表作(しかも、1巻が分厚い)

昔、良く読んだ作家で、作品は非常に読みやすい。五木さんは、四季シリーズ等が女性誌に連載されていたので、彼の作品は読んだことがある人が多いでしょう

この作品は福岡の炭坑地帯から始まり、東京に上京し、挫折・堕落を経験しながら大人になる、伊吹伸介と牧織江の青春時代を描いた作品。

ただ、この作品に共感ができる人は、30後半以上だとおもう。今の若い人には、歯がゆいだろうと思う。

半村 良
太陽の世界
(全14巻)
舞台はムー大陸。ムーの誕生から崩壊までを描く。

ストーリーは、ムーでは超能力が使える者が支配者である。超能力により文明が発達し、高度な建築も可能になった。しかし、超能力のある者とない者でいさかいが始まり、超能力があるものは別天地を求めて旅立っていく・・・といった話だったと思う。

他に半村さんの好きな作品には、妖星伝(全6巻)がある

藤村 由加
人麻呂の暗号
解読不能の歌が韓国語を使うと明確に解けた。韓国語を使うともっと自然な訳になるなど、こんな訳しかたもあったのだと感心してしまいます。

たとえば、枕詞「あしひき」は山に掛かりますが、なぜ山の枕詞なのでしょう。この本によると、「あしひき」は足を引くと弓の形になり、「∧型」になり山の形を表しす。また、「あしひきの山」を漢字にして[足引山」、これを韓国語読みして「タリ・タチ・タル」となり語呂合わせになる。

つまり、「あしひきの山」は山の形を表すことと、語呂合わせになっていたのだ。だから、「あしひき」は川でなく山にしか掛からないのだと説明がある。
読んでいくごとにいろんな歌が解明されていくと、サスペンスみたいにわくわく出来るので楽しく読める本です。

と学会
トンデモ本の世界
超常現象はなぜか昔から日本では大人気。近い所では「ノストラダムスの大予言」が記憶に新しいが、あの説も信じているのはほとんどが日本人だった(というか、他国には知らない人も多かった)。

それ以外にも、超常現象に関する本はたくさんあるが、そんな本をするどい突っ込みをいれてくれる(というか、いくらなんでもそれはないだろうといった説を紹介してくれる)。

私は超常現象は一切信じないが、ここに紹介された本をまともに受け止めている人がいるかと思うと、ちょっと信じられない気持ちになる。

柳田 理科雄
空想科学読本
「トンデモ本の世界」と発想は同じだが、こちらはちゃんと科学的に分析している。しかも、その対象がウルトラマンとかゴジラなど誰でも知っているものばかり。夢が壊れるかもしれないが、楽しい。

たとえば、ウルトラマンがマッハ5で飛ぶなら、手の先から衝撃波が発生しウルトラマンの顔が半分飛ぶことになるとか、マジンガーZは設定体重から推測すると、中身は空でなくてはならないとか、ゼットンの1兆度の火の玉が吐かれた瞬間地球は消滅し、太陽系の惑星もつぎつぎ消えていくなど。

そんなことまともに検証しなくてもいいじゃん。と思いながらも笑って読める本。

宮部 みゆき
レベル7
「火車」等で有名な人気作家です。私は3作品しか読んだことがない。なぜなら、サスペンスは嫌いだから(嫌いということに最近気づいた)。

なぜなら、推理小説と違い謎がはっきり解明されないから。まるで、日テレとかでやってた超常現象の番組みたいだから。読み終わった後、心の中のもやもやが取れないのが嫌なのです。

この小説が出版された頃は、バーチャルという言葉がでるかでないかの頃。他にも古くは漫画「コブラ」や同時期には岡島二人の小説「クラインの壷」や、映画「トータルリコール」等が仮想現実をモチーフとしていた。

内容は覚えていなくて説明できません。読み直したらまた・・・

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